学校経営方針
令和5年度 学校経営方針
 
【本県教育の目標】
ひとりひとりの能力を開発し 豊かな人間性をつちかう
じょうぶな身体をつくり たくましい心を養う
郷土を愛し 協力しあう心を育てる

【基本理念】
1 基礎学力の定着、学習意欲の向上、自ら学び自ら考える力の育成     (知育)
2 基本的生活習慣の確立、規範意識や豊かな人間性の育成        (徳育)
3 特別活動や部活動の活性化をとおした健やかな心身の育成       (体育)
4 進路希望の実現、望ましい勤労観・職業観の育成 (進路希望の実現、自己実現)
5 保護者や地域社会等との連携・協働             (開かれた学校) 
6 業務改善と働き方改革の実現、ワークライフバランスの達成(信頼される教員育成)

【目指す学校像】
総合学科の理念を生かし、生徒たち一人ひとりの個性の伸長を図るとともに、生涯学習の礎となる知・徳・体を確立させ、時代の変化に応じて、創造的にキャリアを形成しながら社会に貢献できる人材を育成する。生徒に必要な力を5C=5つのChikaraとして捉え、教育活動のあらゆる場面でChallenge(挑戦する力)、Choice(選択する力)、Change(変化させる力)、Communication(つながる力)、Career(自分の未来を切り拓く力)を育てる。

(1)授業改善の取組を推進し、基礎学力の定着、学習意欲の向上を図るとともに、「教える」授業から「学ぶ」授業への転換により、自ら学び自ら考える力を育成する学校
(2)基本的生活習慣の確立を図るとともに、道徳教育・特別活動や自然体験等をとおして、規範意識や豊かな人間性を育てる学校
(3)部活動の活性化、ボランティアなど協力しあう経験により、健やかな心身を育成する学校
(4)系列での学習を生かしながら、生徒一人ひとりの進路希望の実現を目指すとともに望ましい勤労観・職業観を育成する学校
(5)「開かれた学校」を目指し、保護者・地域社会・異校種学校等と連携・協働しながら、教育活動の改善・充実を図り、郷土に対する愛情と協力しあう心を育てる学校
(6)「働き方改革」を念頭に、常に業務改善を図るとともに、ワークライフバランスのとれた信頼される教職員の育成を目指す学校

【中期的目標】
1 学習指導要領の内容を理解し、相互授業参観、異校種授業見学等をとおして、授業の工夫・改善を推進し、学習意欲の向上を図る。「教える」授業から「学ぶ」授業への転換により、自ら学び自ら考える力を育成する。課外学習等のきめ細かな指導により、基礎学力の定着を図る。生徒の自主的・意欲的な学習態度を奨励し、家庭学習を習慣化する。
2 組織的、かつ一人ひとりの個性に応じた生徒指導を行い、基本的生活習慣の確立を図るとともに、道徳教育・特別活動や自然体験等を通して、規範意識や豊かな人間性を培う「心の教育」をより一層推進する。
3 特別活動や部活動の活性化により、精神と身体の健全な成長を図るとともに、他人の気持ちを思いやることができる心身ともに健康な人間を育成する。
4 系列での学習を生かしながら、各年次に応じた進路教育や資格取得等のキャリア教育を推進し、生徒一人ひとりの進路希望の実現を目指すとともに、望ましい勤労観・職業観の育成を図る。
5 「開かれた学校」を目指して、保護者・八千代町等の地域社会・異校種学校等との情報交換や交流を密にし、連携・協働しながら、より一層の教育活動の改善・充実を図るとともに、体験的な学びをとおして、地域に対する愛着や協力しあう喜びを醸成する。
6 「働き方改革」を念頭に業務の改善に取り組み、外部専門家の活用、学校行事の精選、職場環境の向上を図るとともに勤務時間の短縮を推進し、ワークライフバランスのとれた信頼される教職員の育成を目指す。
 
【本年度の重点目標】
1-1 基礎学力の定着、学習意欲の向上、自ら学び自ら考える力の育成
1-2 授業改善の推進
①     「授業が一番」とし、「チャイム始業」を徹底して1分1秒を大切にした授業を展開するとともに、「主体的・対話的で深い学び」の実践を図る。相互授業参観や異校種授業見学および指導主事訪問等を利用して、指導方法の工夫・改善に努める。
②     「何を知っているか」だけでなく「何ができるか」を重視し、「わかる授業」を実践し基礎学力の定着を図る。「自分の考えを書いてまとめ、発表する」「他者に説明する」等の言語活動の充実を通して自己表現力の育成に努める。
③     課外授業や各種検定・資格試験、模擬試験、各種大会やコンクール等への参加等を効果的に取り入れ、発展的な学習の機会を確保するとともに、多様な進路希望に対応できる学力の養成を図る。
④     予習・復習や課題等に取り組むための具体的な方策を講じて家庭学習を習慣化し、学習意欲の向上を図る。
⑤     「主体的・対話的で深い学び」の実現のためにICTを活用し効果的な指導の工夫に努める。
⑥     生徒による授業評価における、授業満足度の評価平均について3.2以上を目指す。

2 基本的生活習慣の確立、規範意識や豊かな人間性の育成
⑦     全職員の共通理解に基づいた服装容儀指導を実施するとともに、挨拶・正しい言葉遣い・礼儀作法の指導等、基本的生活習慣の確立に努める。
⑧     道徳教育や特別活動、自然体験や読書活動等を通して、自他を尊重する心、奉仕する心、感動する心等の豊かな心を育成する。
⑨     LHRや特別活動、道徳教育等を通して社会規範や校則を遵守する意識を培い、校則違反者の減少に努める。
⑩     特別活動や講話等を通して、危機管理(交通マナー・インターネットマナー・防犯等)に対する意識の醸成と危機回避能力の育成を図る。
⑪     個に応じた指導を充実させるため、個別面談や職員間での情報共有を適切に行い、必要に応じて外部機関とも連携してより効果的なチーム指導を推進する。

3 特別活動や部活動の活性化をとおした健やかな心身の育成
⑫     LHR等における指導内容を工夫・改善し、年間計画に基づいたより効果的なホームルーム活動を推進する。
⑬     生徒の自主的・自発的な活動を推進し、生徒会活動の活性化を図る。
⑭     文化祭や体育祭等の学校行事を通して、協力しあう心や責任感を育む。
⑮     部活動の指導においては、心身の発達に応じた科学的な手法を取り入れながら工夫・改善するとともに、発表する場や練習試合等を通して実践的な力を向上させ、生徒の健やかな心身の成長を図る。

4 進路希望の実現、望ましい勤労観・職業観の育成
⑯     3年間を見通したキャリア教育計画の下に、個別面談等によるキャリアガイダンスを充実させて早期から進路意識の醸成を図るとともに、生徒一人ひとりの能力や適性に基づいた、計画的な進路指導を実践する。
⑰     系列での学習を生かしながら、進学指導の充実と就職内定率100%を目指し、個に応じたきめ細かな進路指導を推進する。
⑱     外部講師による講演会や企業・学校見学、実習等を通して、望ましい勤労観・職業観の育成を図る。
⑲     礼法指導や小論文・面接指導、資格取得等を生かして、進路決定率の向上を図る。
 
5 保護者や地域社会等との連携・協働
⑳     ホームページや広報紙、学校紹介ビデオ、在校生による学校説明等を通して、学校の情報を積極的に発信するとともに、保護者や地域社会からの要望や提言を検討し、学校教育の改善・充実に生かす。  
㉑ 中学校などの異校種学校等への訪問を効果的に実施し、情報や意見の交換を通して連携を密にし、地域社会から信頼される学校を目指す。
㉒ ボランティア活動や部活動等で、地域社会の行事には積極的に参加し、交流を深めるとともに、地域社会との連携・協働を推進する。

6 業務改善と働き方改革の実現、ワークライフバランスの達成
㉓ 外部専門家の活用、学校行事の精選、文書事務の簡略化など業務の改善に取り組み、職場環境の向上を図るとともに勤務時間の短縮を推進し、心身ともに健康なワークライフバランスのとれた信頼される教職員の育成を推進する。
㉔ 生徒、保護者、地域から信頼される教職員として服務規律を遵守する。