本校「授業改善推進チーム」では、教員同士が教科の枠を超えて授業を見せ合い、気づきやアイデアを共有することで、より良い授業づくりに繋げる取り組み「ユニット型相互授業参観」を実施しました。
今年度、1学期と2学期に行われた取り組みの成果と、今後の展望についてご報告します。
1.実施の概要
従来の全校一斉に行う公開授業とは異なり、少人数のグループ(ユニット)内で、互いの空き時間を柔軟に活用して学び合うスタイルを取り入れました。
・目的: 普段の授業を公開し合い、良い点や工夫点を共有することで、授業力の向上を図る。
・方法:
3~4名の教員で「ユニット」を編成。
期間内(1学期・2学期)に、メンバーの授業を個別に参観。
参観後はGoogleフォームを活用し、「良かった点」「真似したいアイデア」などをフィードバックし、スプレッドシートで全体共有する。
2.主な成果と発見(フィードバックより)
2回の実施を通じて、多くの授業実践が共有されました。先生方から寄せられたフィードバック(相互評価)の一部を抜粋してご紹介します。
■ ICTの効果的な活用
・「見せる」工夫: 生徒の手元のプリントや作業の様子をカメラで撮影し、電子黒板に投影することで、クラス全体でのリアルタイムな共有・解説が行われていました。
・デジタル教材: デジタル教科書の音声機能や書き込み機能の活用、クイズアプリを使った導入など、生徒の興味を惹きつける工夫が見られました。
■ 生徒の主体性を引き出す活動
・協働学習: グループ内で生徒自身が「先生役」になって解説したり、互いに動画を撮り合ってフォームを確認したりと、生徒が能動的に動く授業が多く見られました。
・実践的な課題: ビジネス文書の作成やプログラミング、調理実習など、実社会に直結する課題に対し、生徒が楽しそうに、かつ真剣に取り組む姿が印象的でした。
■ 授業づくりの基礎・基本
・規律と安心感: 明確な指示、メリハリのある活動、そして生徒の解答を認める温かい声掛け(「〇(マル)をあげます」等の肯定的なフィードバック)が、生徒の学習意欲を高めていました。
・環境整備: 整理整頓された教室や座席配置の工夫など、学習に集中できる環境づくりの大切さが再確認されました。
3.今後の展望と課題(次年度に向けて)
年間を通じて多くの「良さ」が発見できた一方で、継続的な実施に向けた課題も見えてきました。
特に2学期は行事等の繁忙期と重なったこともあり、フィードバックの回答数が減少する傾向にありました。
【今後の改善テーマ】「持続可能な学び合い」へ
先生方がより無理なく、かつ効果的に学び合えるシステムを目指し、以下の点を改善・検討していきます。
1,フィードバック方法の簡略化: 入力負担を軽減し、より手軽に意見交換ができる仕組みに見直します。
2,参観スタイルの再検討: 時期やユニット編成を工夫し、教員の負担とならない柔軟な形式を模索します。
今後も、「生徒と共に創る授業」を目指し、教職員一同、互いに研鑽を積んでまいります。
日時: 2025年11月20日(木)
場所: 八千代東中学校
八千代東中学校にて異校種授業参観を行いましたので、その様子をご報告いたします。
1. 参観授業
保健体育(2年 ソフトボール)
学級活動(2年 命の安全教育)
2. 参観の様子と所見
(1) 保健体育(ソフトボール)
先生お一人での指導でしたが、コミュニケーションを重視し、協働的な学びを深めることをねらいとして授業が展開されていました。ティーバッティング練習では、生徒同士でお互いに動画を撮影し合うなど、ねらい通りに生徒間の関わり合いが見られました。また、指示に対する返事や、笛の合図による行動の切り替えが徹底されており、規律ある雰囲気の中にも、生徒たちが楽しそうに活動している様子が印象的でした。授業の最後には、壁に貼り出した紙に「本日の発見」などを生徒が直接書き込む形式をとっており、クラス全体での共有が図られていました。
(2) 学級活動(命の安全教育)
2年生1クラス(24名)を対象に、進行役(T1)と記録・補助役(T2)の2名の先生による体制で実施されました。 テーマは「自他の尊重」「SNS」「デートDV」などで、4人程度のグループ協議を取り入れ、他者との意見共有を通して考えを深める展開となっていました。 T2の先生が議論の様子を記録・補助し、T1の先生が進行することで、非常にスムーズな運営がなされていました。各班で意見をまとめ、発表を行うことで、生徒たちの考えが明確化されていました。
(3) ICT活用について
・保健体育: 自分の素振り動画とお手本動画を見比べ、改善点を探す活動に活用されていました。「動画で課題発見」から「実技練習」へというサイクルが確立されており、効果的でした。
・学級活動: 授業最後の振り返り(まとめ)において、タブレットが使用されていました。
(4) 校内環境について
築10年を経過しているとのことですが、清掃が隅々まで行き届いており、校内は非常に綺麗な環境が保たれていました。学習環境を整えることの大切さを改めて実感いたしました。
今回の参観で得られた知見や指導方法を、今後の本校の教育活動にも取り入れてまいります。
日時: 2025年10月17日(金)
場所: 八千代第一中学校
八千代第一中学校にて異校種授業参観を行いましたので、その様子をご報告いたします。
1. 参観授業
特別支援学級(生活単元・自立支援)、1年社会、2年技術、3年英語、3年国語の授業を参観いたしました。
2. 参観の様子と所見
(1) 授業の様子
生徒の皆さんは落ち着いて授業に集中しており、先生と生徒の間で活発なやり取りが行われている様子が見られました。特に特別支援学級(生活単元)では、生徒が記入した発表用紙を先生がタブレットで撮影し、即座に電子黒板へ投影していました。アナログな活動とICT機器を効果的に連携させている点が大変参考になりました。その他の授業では、主に教科書やノートを中心とした丁寧な学習が進められていました。
(2) ICT環境について
生徒が一斉にタブレット端末を使用する場面はありませんでしたが、調べ学習などで部分的に活用されていました。先生方は電子黒板やタブレットを、授業を円滑に進めるためのツールとして効果的に活用されていました。なお、タブレットの充電保管庫は、教室外の廊下にまとめて設置されていました。
(3) 校内環境について
校舎内は隅々まで清掃が行き届き、非常に清潔感にあふれていました。廊下などの共有スペースには余計な物が置かれておらず、整理整頓が徹底されています。特にトイレや水道(蛇口まで磨かれていました)の美しさからは、学習環境を大切にする意識の高さを強く感じました。
(4) 先生方の様子
当日、同じく参観されていた中学校の先生方が、非常に多くのメモを取られている姿が印象的でした。多様な視点で授業を分析し、熱心に記録されている様子に、教育に対する熱意を感じました。
今回の参観で得た気づきを、本校の教育活動にも活かしてまいります。
日時: 2025年10月9日(木) 15:50~16:50
主催: 授業改善推進チーム
本校では、より良い学習環境の構築を目指し、生徒参加による「授業改善」意見交換会を実施いたしました。
1. 生徒の声(実施内容)
意見の収集には「Canvaホワイトボード」を活用し、生徒たちの率直な意見を募りました。その結果、生徒からは「一方的な講義形式」の授業よりも、「対話や体験を通じた双方向の学び」を強く求める声が多く寄せられました。
2. 考察と今後のテーマ
今回の意見交換会を通じて、生徒たちが主体的に参加できる授業を求めていることが改めて確認できました。この結果を受け、今後の授業改善におけるテーマを以下のように設定いたしました。
【新テーマ】 共に「学ぶ場」へ
教師と生徒が、学びの場を「共に」創っていくことを目指します。 いただいた意見を真摯に受け止め、今後の授業づくりに活かしてまいります。
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